こんにちは
スマホ堂徳島沖浜店の杉山です。
最近突然iPhoneが動かなくなったとの相談が多いのでどうして発生しているのか調べてみました。
バッテリーに関係している事がほとんどです。
寒いと急に電源が落ちる?
iPhoneに使用されているリチウムイオン充電池は寒くなると貯まった電気を引き出す働きが鈍くなる特徴があります。
また、Apple公式によるとiPhoneは、広い周辺温度範囲で動作できるように設計されており、最適な温度範囲は0℃から35℃とされています。(Apple推奨は16℃から22℃)更にリチウムイオン充電池には、最高許容温度が45℃という制限がある為、それ以上の状態を維持し続けた場合バッテリーの劣化はもちろん、より深刻な状態を引き起こす可能性があります。
寒さに弱い為、周辺温度が0℃以下の場合バッテリー残量が50%残っていても急に電源が落ちiPhoneが使えなくなる事もあります。これは、寒さで十分な電圧が足りず機能停止した状態になっている為です。
また、50%のバッテリー残量表示が急に30%になったりする事もあります。これは寒い時期はバッテリーの放電が促進されてしまうために起こるものです。冬はバッテリーの減りが早く感じるのはこの為です。
このような症状は実際周辺温度が0℃以下になっていなくても発生する可能性はあります。
寒さからくるバッテリー性能の低下は基本的にはバッテリーの温度が通常の動作温度に戻ればパフォーマンスも戻るとされていますが、バッテリーが劣化している場合は今まで以上にバッテリーの減りが早く感じられたり(バッテリー劣化&寒さからくるバッテリーの性能低下のダブルパンチ)、酷い場合は全く充電しない可能性もありますのでバッテリーチェックなどで早めにチェックして対処しておく事がオススメです。
スマホ堂ではバッテリー状態のチェック無料で行っております。
いつでもチェックしますのでお気軽に声をかけてください。
対処方法として
- 寒い所での使用を控える(0℃から0℃付近の温度)
- 寒い冬は肌に近いポケットに入れて持ち歩くか、鞄の中でカイロを間接的に当てて温度を調整する(直接当て続けると逆にバッテリーに損傷を与えてしまいます)
- 熱伝導率の良い金属製のケースの使用は避ける
- 冷え切ったiPhoneを使用する場合は人肌程度まで温めてから使用する
- 車の中には放置しない
- 急に温め過ぎない(iPhone内で結露ができて水没と同じ症状が出る場合がある為)
上記のことに気をつけていてもバッテリーの減りが早かったり突然電源が落ちたりする場合はバッテリーの劣化や他の故障が考えられるのでスマホ堂へ相談ください。